院長ブログ
人間ドック?会社の健診?

こんにちは、院長の高です。
通院されている患者さんから、この前人間ドック受けてきて・・・、とその結果についてご相談いただくことがあります。
でも、よくよく聞いてみると、会社の健診は別途受けていて、私は、なんで人間ドックも受けているんだろう?と疑問に思っていました。さらに疑問に思うのは、血圧や脂質異常などで通院されているのだからフォローアップの血液検査を保険診療の中で行いますが、お安く血液検査を受けられるのに、なんで高額な料金でわざわざ人間ドックを受けるのか。そこで何人かの患者さんにお伺いしました。なぜ、会社の健診と人間ドックを両方受けるのか?
答えは簡単でした。人間ドックという言葉に引っ張られ、ドックだと詳しく検査をしてもらえる、と思っている方が多くおられました。医師の立場から申し上げると、多くの会社の健診の基本的な項目と人間ドックの基本コースのようなものにはっきり言って差異はありません!また、自営業や個人事業主の方の加入されている国民健康保険の場合は、40歳以上になると特定健診と言われる健康診断が無料で受けられます。これに各自治体が実施主体となるがん検診を組み合わせると、ほぼほぼ、社会保険加入の方の健診、および人間ドック基本コースの内容と遜色ない内容になります。国民健康保険の特定健診、市のがん検診は、私どものような地域の医療機関でお受けいただけます。会社の健診を実施する医療機関も、会社の健診としてではない人間ドックを扱っているところが多く、自費で受ける人間ドックのメリットは基本コースにない腫瘍マーカーや脳ドック、胃腸カメラ、腹部や頸部エコーをオプションで受けられることです。ただ、最近の会社の健診は、自分自身で追加料金を払うならオプション追加可能なこともあります。
いろいろ書きましたがまとめると私の考える健康診断の最適解はこうです。
- まずは年1回の会社の健診、または国保の特定健診をしっかり受ける。会社の健診で様々なオプションを追加可能なら希望する項目は追加する。特定健診についても実施医療機関で体調相談して不安があるところは保険病名がつくことなら保険診療で検査(胃腸カメラなど)を受けられる部分があるか医師と相談する。
- 上記の会社健診や特定健診、保険診療でカバーしきれない部分は、その項目単独で受けられる人間ドックがないか探す。(脳ドックやPET-CTなど)
以上、私の健診、人間ドックに思うことでした。
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